恐怖のドッグフード8

ソファの下でくつろぐトイプードルさくら
(-_ゞ ネムネム…なのでしょうか。

最近、姿が見えないと思ったらいつもソファの下の真っ暗闇で過ごしているようです。

今日は、ユーカヌバのドッグフードに含まれるミネラル類のうちマンガンについて書きます。

マンガンというのは、人体に含まれる微量金属のうち、鉄、亜鉛、銅についで多いものであり、人体中には、約0.2ppm存在しています。

マンガンの役割は、グルコースの代謝や、ビタミンB1の作用などに働くことがよく知られています。

また、マンガンは、岩石や土壌、淡水や海水など地球上に広く分布する元素で、当然そこで生息する多くの動植物中にも存在しています。

そのため、通常の食事でマンガンが不足することはほとんどないと思われます。これは、犬にも当てはまります。水道水にも含まれているわけですから。

マンガンの含有量が異常に低い土壌で育った農産物などを食べていると、マンガンが欠乏すると思われますが、この場合は、糖質の代謝障害がおこると考えられます。

しかし、マンガンだけが極めて欠乏するという状態にはならないのではないでしょうか。普通の生活をしている限り、マンガン欠乏症にはならないと思われます。

マンガンを過剰に摂取すると、精神障害、中枢神経系障害、マンガン肺炎になるとされています。

ところで、ユーカヌバのドッグフードには、マンガンが「硫酸マンガン」や「酸化マンガン」として添加されています(食品添加物として認可されていません。)。

調べると、ユーカヌバだけでなく他のフードにも添加されているものもあるようです。

これって、どうなんでしょうね。

つまり、こういうことです。

ユーカヌバのドッグフードの原材料としては、動物由来と植物由来の「ラム肉、発酵用米、トウモロコシ粉、粗びきグレインソルガム、魚粉、乾燥卵、チキン、乾燥ビートパルプ、豚脂、天然鶏エキス、ターキー副産物」を使用しています。すると、これら原材料にはすでにマンガンが含まれていると思われます。

そうであれば、人間の食品添加物として認可されていない「硫酸マンガン」や「酸化マンガン」をドックフードにわざわざ添加する必要があるのでしょうか。

ドッグフードメーカーは、原材料だけでなく、重量で原材料の配合量を記載してほしいですね。

また、ゆくゆくは、薬品のようにドッグフード中の全成分を表示してほしいです。

そうすれば、ドッグフード100g中に、マンガン(だけでなくその他の成分もです。)が、どれくらいの量が含まれているかがわかります。

この場合、知りたいのは、「硫酸マンガン」の含有量ではなく、「マンガン」単体の原材料中の濃度です。これがわからなければ、犬にとって最適なマンガンの量なのかどうかがわかりません。

なお、犬は、体重1kgあたりに必要なマンガンは、成長中の子犬の場合は、0.22mg、成犬の場合は、0.11mgです。

考えていくと、総合栄養食とされているドッグフードの中身というのは、得体が知れませんね。

企業も獣医も利益をあげることが第一の使命です。もちろん利潤だけを追求しているわけではないと思いますが、利益とのバランスをとりながら製品を作ったり医療サービスを行ったりするのが普通だと思います。

しかしながら、自分よりも自分の愛犬のことを大切にしているとは思えない企業が製造しているドックフードを信頼して、愛犬に一生食べさせることはもはや私にはできません。

人間のことを考えると、一日に必要な栄養素の種類とその量を知っている、また、調べようと思ったら簡単に調べられるのに、きちんと徹底的にそれらを満たす食事をしていない人がほとんどではないでしょうか。

しかしながら、Reiは健康ですし、知人・友人も健康な人が多いです。
健康診断でひっかかるのは、メタボリックシンドロームだの、腰痛だのがほとんどです。栄養バランスが完璧な総合栄養食を食べていなくても、です。

病気というのは、食事の栄養バランス以外(例:喫煙・運動不足)が要因であることが多いのではないでしょうか。

犬の幸せの一つに、食事というジャンルがあることは間違いないと思います。

そのため、ドッグフードがたとえ安全性の高い総合栄養食だとしても、色々な素材の味やにおいを感じることができないドッグフードを食べることが犬の幸せとはReiは思えません。

ただし、このブログに書いていることはRei個人の考え方であり、飼い主みなさんが同じ考えになればいい、などということは一切考えていません。

色々な考え方の飼い主がいらっしゃると思いますので、試行錯誤しながら犬を飼えばいいと考えています。

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コメント

  1. まる より:

    すべて読みました、分かりやすくよく勉強されたのですね。参考にしたいと思いました

  2. franc(管理人) より:

    まるさん
    コメントありがとうございます♪
    francは、化学が専門です。食品に関連する生化学・無機化学・有機化学・材料化学の分野は、非専門の方よりは、詳しいと思います。
    しかし、あまり専門的な内容を書いても仕方がないので、できるだけわかりやすく書いているつもりです。
    第一に、ドッグフードメーカーに対して、消費者(飼い主)の思いや考え方を知ってもらいたくて書いています。
    第二に、飼い主の方にも、メーカー主導ではなく、消費者主導で商品を選んたり、犬の飼い方を考えたりしてもらいたくて書いています。
    また、是非ご来訪下さい。